2008年08月31日

素粒子

ドイツ映画は久しぶりな気がするが、この「素粒子」が描くようなぶっ壊れたドイツ人はあまり映画でお眼にかかったことがないかも。

研究一筋の科学者ミヒャエル(童貞)と頭の中にはエロイ妄想しかないだめな兄貴ブルーノを描いた作品。ブルーノは大学教授らしいのだが、かっこつけた文学講釈の裏では、女生徒の書いた作文と顔写真のセットをズリネタにしているとんでもないやつ。女生徒が自分に色目を使ってると思い、放課後にいきなりブツをさらけだすが軽蔑の眼差しで見られ、そのショックで精神が崩壊しかける。ブクブクの妻には性欲が沸かず、愛想を尽かされ離婚したのを機にエロエロ三昧に耽ろうとヌーディスト・ビーチにLET'S GO。。。という、ドイツ人のイメージを派手に裏切ってくれるどスケベ中年だ。

ヌーディスト・ビーチ(というか、ヌーディスト・キャンプかな)でのシーンはかなりエロく、もう少しほしかった。しかし官能に浸る世界はいつか必ず終わる、ということを言わんばかりに観ている者もブルーノも突如投げ出され、最後の方はかなり残酷な現実が待っている。予想できる展開だったが、自分がブルーノの立場に立たされたらどう決断するだろうか、、となかなか心にずっしりと響く自問を投げさせてくれるラストだった。あの電話のワンギリの演出はよい。

それにしてもこの作品に出てくるドイツ女たちはなかなかレベルが高い。精神科の女医の人とかもかなりのおばさんだと思うが不思議な色気がある。クリスティーネ役の人も調べたら45ぐらいなのにおっぱい全開であのオージー・シーン。

エロくて残酷で、最後はちょっと泣けるなかなかの一作だった。



posted by onion_slice at 19:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | ヨーロッパ
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