2008年09月21日

アメリカン・ギャングスター

最後までデンゼル・ワシントンのギャング役にしっくりこなかった。
代わりにサミュエル・L・ジャクソンあたりを起用してれば、もう少し暴力シーンもギラギラしてただろうし、ラッセル・クロウとジョシュ・ブローリンとの三つ巴のぶつかり合いもよりテンションの漲るものになっていただろうと悔やまれる。

まあ実話ベースということで、実際のフランク・ルーカスもこの作品が描く通り地味で家庭を大事にする経済ヤクザっぽい人物だったのだろうから、デンゼル・ワシントンの配役にもけちはつけないことにする。
そのぶん、正義警官クロウVS悪徳警官ブローリンのぶつかり合いを期待したのだがいまひとつ絡みが弱い。特に今をときめくブローリンの類まれな悪役キャラを生かしきれてないのが残念だ。

演出面でもあまりパンチの効いたシーンはなかったかな。最後の捕り物とかも、ここ10年ぐらいの過剰な暴力演出にさらされた目には普通すぎて迫力に欠ける。やはりドンパチものはトニーにまかせておいた方がよいのでは、と思う。ここまで書いて気づいたけど、デンゼル、トニスコの「デジャヴ」に出てたよな。「デジャヴ」が秀逸だっただけに、兄リドリーの作品の失敗感が際立ってしまうところ。

それにしても実話ということで、アメリカの麻薬捜査官の汚職ぶりに呆れてしまった。みかじめとってギャングのヤク商売のさばらせてる犯罪人集団にアメリカ人どもは税金払ってんのかよ、といまさらながら軽くカルチャーショックを受けました。


posted by onion_slice at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | クライム
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