2008年11月14日

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

意外と巷の評価は低いようだが個人的には面白かった。

ジョーンズと悪党(今回はソビエト)がお宝をめぐって争奪戦を繰り広げるというストーリーがマンネリなのは確かだけど、アクションの絵作りひとつひとつから客を楽しませようという意気込みが伝わってきて、脚本の凡庸さは映像で十分に補えていると思う。特に軍隊アリのシーンと、並列疾走する車上でシャイア・ラブーフVSケイト・ブランシェットがフェンシングで戦うシーンが好きだ。

しかし一番インパクトの大きいのは最初の方の核実験シーン。
ちょっと検索するとやはりこのシーンに憤っている人は大勢いるようで(健全な反応このうえない。なんたって「シンドラー」でホロコースト告発しているやつが核爆弾パロディにしているんだから)、個人的にもやりすぎだろと思わないでもない。しかしそうした道徳的な異議申し立て以上に、冷蔵庫に入れば核爆発くらってもOKだ、と考えているアメリカ人の現実離れしたアバウトさ加減に戦慄を覚えてしまった。いや、これぐらい荒唐無稽なセンスがなければ面白い映画はつくれないかもしれない。

まあ作る側も作る側なら、観る側もアバウトな目で映画を鑑賞することが要求されるわけで、この手のふざけたご都合主義をまったく意に介さず楽しむことができる私のようにおめでたい人にはハズレ要素の少ない安心感のある作品といえる。

それにしてもジョーンズの不死身ぶりと、ケイト・ブランシェットのうさんくさいスラブ訛りの台詞仕込みに感心した一作だった。


posted by onion_slice at 23:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクション
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