2009年04月25日

刑事コロンボ「殺意のキャンバス」

原題"Murder, a Self-Portrait"(1989)

元妻、妻、モデル兼愛人という女性3人のハーレム環境で絵を描く不遜な画家マックス(パトリック・ボーショー)が、過去の秘密を知る元妻を殺す。

独裁的でとっつきにくい犯人を追い詰めるのにコロンボは精神分析上の手法を使う。殺された元妻がテープに録音した夢の解釈だ。悪夢に隠されたコノテーション(mon oncle=monocle, berry=bury)を解読し、元妻殺しの動機となる仮説をマックスの前に突きつけて彼の深層心理に刃を食い込ませていく。

トリック自体に面白い仕掛けはないが、コロンボ得意のあぶり出し作戦が冴える。

パトリック・ボーショー、独特のすごみを持つ人で、ヴェンダースやダリオ・アルジェント映画のほか、最近の「24」とか「エイリアス」を始め旬なドラマにも精力的に出演している様子。キャラの薄さが目立つ新シリーズでは貴重な存在感か。

エピソード満足度:6/10
posted by onion_slice at 21:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | TVシリーズ
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