2009年04月26日

ヒッチコック「めまい」「逃走迷路」

シネフィルイマジカでヒッチコックを月2作品ずつやるらしく、初回の今月は1958年の「めまい(Vertigo)」と1942年の「逃走迷路(Saboteur)」。

両作品とも、主人公が陰謀に巻き込まれるというのと、高所でクライマックスを迎える(教会の鐘楼、自由の女神)というヒッチコックの定番モチーフが使われているということで、このペア放送は頷ける。

大分久しぶりに見たが、「めまい」はこんなもんだっけと思う一方、「逃走迷路」は昔見た記憶通りに面白い。特にパーティーのさなか、敵陣に包囲されるシーケンス。脱出不可能状態で踊りながら策を巡らして、バリーとパットの間にロマンスがぱっと燃え上がる演出が巧い。

主役のロバート・カミングス&プリシラ・レインはヒッチコック映画のカップルの中でそれほど精彩を放つ方ではないが、主役の弱さを十分補えるほど悪役のオットー・クルーガーは驚異的。

また、人のいいトラックの運ちゃんに、法よりも自分の信念を重んじる盲目の紳士、ちびヒトラーとサーカス団員、とその他多くの端役が素晴らしい。

そんな「逃走迷路」だが、500円DVD出てますね。


posted by onion_slice at 12:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック
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