2009年11月23日

メリンダとメリンダ

監督ウディ・アレン、出演ラダ・ミッチェル、ウィル・フェレル、クロエ・セヴィニー、2004年。

ひさしぶりの映画記事更新になった。半年近く映画館にもツタヤにも行ってない気がする。最近の映画ソースはもっぱらBS/CSだ。

ブランクがあったから頭を空にして楽しめる映画を期待していたが、期待に反して面倒くさい作品だった。タイトルにメリンダが二人出てくるわけだが、二人の別々のメリンダさんがいるというよりは、同じメリンダという女を喜劇作家と悲劇作家のそれぞれの視点から別人のように描いている。「羅生門」の手法を借りて悲劇と喜劇を一緒に語るという試みだ。

この欲張りな試み自体は評価したいところだけど、どうも形式が内容に先行しすぎていて頭でっかちな作品の印象を受ける。内容としての悲劇・喜劇の質が明らかに低く、アレンというよりアレンのスタイルを真似てどっかの駆け出しのスノッブな脚本家が描いたかのように、パンチのない気の抜けたウィットとうんざりするような陳腐さに満ちている。

おまけに、つまらない悲劇・喜劇を無理やり結合することで無駄に分かりにくくしている傾向がある。

悲劇版メリンダは陰鬱なメークアップと自虐的性格で、喜劇版はあけすけで解放的な性格。なのでよく追っていれば混同することもないのだろうが、メリンダの周りのキャラがそれぞれの話で異なるためか、人物関係図がいまいち頭に入りづらく、面倒くさい。まあどっちも同じような男女間でくっついたの離れたの、な展開なのであまり気にはしなかったが。

それにしてもクロエ・セヴィニーって、意外と年齢がいっていて、自分より上なことに驚いた。「KIDS」の頃すでに20超えていたのね。
あと、ごく脇役だがジョシュ・ブローリンが出ていた。


posted by onion_slice at 17:27 | Comment(0) | コメディ
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