2010年02月20日

刑事コロンボ「偶像のレクイエム」

原題"Requiem for a Falling Star"(1973), 出演アン・バクスター。

かつての大女優ノーラ・チャンドラーは、知人のルポライターであるジェリー・パークスに恐喝をされる。彼女は帳簿をごまかして撮影会社に損失を負わせていた。しかしそれ以上に大きな秘密を抱えており、その秘密はノーラの秘書ジーンしか知らない。ジーンに接近するパークスに恐怖を感じたノーラは、パークス狙いで手違いが起きたように見せかけジーンを殺害する。

コロンボでも珍しい大女優クラスの出演。さすがに演技力は際立っている。とくにラストの噴水をめぐる演技は鬼気迫るものがあった。

夫の写真をコロンボが見て、ノーラが話題をそらしたがっているあたりで真の動機は何となくつかめるのだが、パークスに捜査(と視聴者)の目を注がせてジーン殺しの真相を煙に巻いたまま、ラストで一気にディスチャージする手法がよい。そして、コロンボ相手にこれだけの大掛かりなミスリードを行う犯人役はアン・バクスター・クラスの大女優でなければならなかった、というところだろうか。

エピソード満足度:8/10
posted by onion_slice at 20:39 | Comment(0) | TVシリーズ
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