2010年03月07日

石の微笑

監督クロード・シャブロル、出演ブノワ・マジメル、ローラ・スメット。
2004年フランス=ドイツ。原作はルース・レンデル。

互いの愛の深さを証明するために人を殺す。70超えてまだこんなの撮ってるのかよ、シャブロル、という感じで見始めたが、衰えない不思議な演出の魔力に引き込まれ最後まで堪能できた。

センタ(主役の女)の異常性を徐々に暴露し嫌悪感を抱かせつつも、彼女のなかにある過剰な愛の荒々しさ・崇高さが、ブノワ・マジメルと一緒に観ている者まで縛り付ける。結婚式での最初の登場シーンでは、正直ヒロインとしてぱっとしなくて、フィリップの妹パトリシアにばかり目がいっていたが、段々センタの危ないエロスに魅せられていく磁場のような作用が働いているように思う。さすがサスペンスと愛の巨匠。


posted by onion_slice at 17:28 | Comment(0) | ヨーロッパ
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