2010年04月17日

刑事コロンボ「死者の身代金」

原題"Ransom for a Dead Man (1971)"、出演リー・グラント。

名声と金への欲からベテラン弁護士と結婚し自らのキャリアに弾みをつける女弁護士。正体に気づき離婚を持ち出した夫を殺し、偽装誘拐を企て、身代金は自分の懐に回収する。

シリーズ化する前のパイロット版2作目。
リー・グラント演じるいかにもやり手な感じで、相当腹黒く肝の据わった女犯人との対決は面白い。隙のない犯人に対して、仲の悪い義娘をダシに使って探りを入れるコロンボ。義娘もヒステリックで扱いづらいのだが、その暴走しやすい性格を利用して大胆な芝居を仕掛ける。その芝居は、犯人の計算高い性格を熟知しているからこそ打てるもので、コロンボの捜査スタイルの際立った特徴の一つである、人の心理を巧みに操る能力のすごさを証明するエピソードだった。

犯人や事件の関連人物のプロファイリングを、ハンニバル・レクターも真っ青というぐらい常に頭の中でフル回転処理し、さまざまな「詰み」の状況を編み出していくコロンボ流儀。何とかして自分の仕事や生き方にも知恵として役立てたいと思う今日この頃だぜ。

エピソード満足度:8/10
posted by onion_slice at 00:35 | Comment(0) | TVシリーズ
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