2010年05月16日

刑事コロンボ「仮面の男」

原題"Identity Crisis(1975)"、出演パトリック・マクグーハン、レスリー・ニールセン。

CIAエージェントのネルソン・ブレナーは知り合いのエージェント「ジェロニモ」から、過去にはたらいた二重スパイの件で脅迫を受け、任務のさなかに追いはぎの手にみせかけて殺す。

マクグーハンとニールセンがCIAエージェント(オペレータ)として登場。

容疑者も被害者も身元を隠した秘密の人物という状況の中でコロンボが事件の核心に近づいていくにつれ、犯人がCIAのキーマンというポジションを利用して捜査妨害をしていく対決面での面白さが魅力だ。マクグーハンの犯人役はさすがに安定していて、知的なバトル終焉時の、負けを認める引き際のよさは独特な風格が漂う。

よくないのがラストのジョークのシーンだ。日本語聞いてもちんぷんかんぷんだが、検索すると翻訳がかなりまずいことが分かった。再放映にあたりなぜ直さなかったのだろうか。「マージャン→中国→オリンピック不参加表明→アリバイ崩し」という、事件を解く鍵となった要素が詰まっている質の高いやりとりなだけに、相当失望する。やはり吹替えはよくないと思い知らされた。

エピソード満足度:8/10
posted by onion_slice at 16:14 | Comment(0) | TVシリーズ
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