2005年08月24日

44ミニッツ(2003,米)

「レザボア・ドッグス」のマイケル・マドセンを主役にしたドンパチ映画ということで何となく借りてみたが、後でTV映画だということに気づき多少のレットダウン。しかし、TV映画なりにそこそこ面白い。

話は1997年ロサンゼルスで起こった実話の銀行強盗事件をベースにしてて、犯人との44分にも渡る銃撃戦を繰り広げるLAPD(Los Angels Police Department)の活躍を描いたもの。9.11テロで殉死した消防士なんかもそうだけど、アメリカって警官やら消防士つー職業は特殊なステータスとして見なされてて、公務に命をかける生き様がヒロイックに描かれている。

ドラマとしての基調をなすのはおまわりさんへのオマージュだが、作品の見所はなんといっても銃撃戦だ。TV映画というハンデ上、「ヒート」の銃撃戦のようなパワフルな臨場感にはやや欠けるとはいえ、なかなかすごい。普通、銀行強盗ものというとほとんど100%の作品でホステージ・シチュエーションに向かうわけだが、この映画の犯人二人組は、金を奪うと後は人質など気にも留めず、銀行の外へ出て包囲した警官めがけてひたすら乱射するのだ。中国製AK-47マシンガンを乱射する二人組の前には、ベレッタしかない警官が50人迎え撃っても敵にならない。おまけに犯人は高度な防護服で身を包んでいるので、ピストルの弾が何十発当たっても与えられるのはやや後ろによろめくぐらいのダメージだけだ。警官と一般人の血が散乱する中、犯人が堂々と乱射しながら直進し逃走しようとする状況で、警官とSWATがどう応戦していくか、これだけでかなり見応えがあります。

実際の事件でライブ中継もされたということで、さすがアメリカは犯罪映画を地でいく出来事が起こってるもんだと納得。「エレファント」のように、多数の主人公の一日が事件を軸にクロスする構成になってるんだけど、各キャラクターの発展とか交わりが浅いのがやはりTVの限界つー気はした。

posted by onion_slice at 22:27 | Comment(0) | TrackBack(1) | クライム
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Excerpt:  凶悪銀行強盗事件発生!    「44ミニッツ」    今回紹介するのは「44ミニッツ」1997年ノースハリウッドで起きた、実際の事件を元に製作されたクライムム...
Weblog: 竜騎士の映画魂
Tracked: 2005-09-08 23:44
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