2005年12月11日

ビフォア・サンライズ/ビフォア・サンセット(1995,2004,米)

監督はリチャード・リンクレイター。

アメリカから旅行にきた青年ジェシー(イーサン・ホーク)とフランス娘のセリーヌ(ジュリー・デルピー)がブダペストからの列車で意気投合して、ジェシーが翌朝のフライトで帰るまでのたった一夜を恋人のようにウィーンで過ごす「ビフォア・サンライズ」と、それから9年後、作家になってパリに本の宣伝にきたジェシーがセリーヌと再会して、過去の一夜のことと、その後の人生を、今度は夕方のフライトまでのたった数時間だけ語り合う「ビフォア・サンセット」。

それぞれウィーンとパリをジェシーとセリーヌが話しながら歩くだけの作品だけど、そこらの甘ったるくて大げさなラブロマンスにはない自然な演出が素晴らしく、ぜひ二本セットで見てほしい。20代のジェシーとセリーヌのフレッシュな関係と、9年後、お互いに別の相手も見つけ仕事にも打ち込みながら、人生に何か欠落感を感じ、ウィーンで別れた後今まで再会しなかったことを後悔する30代の二人のせつない関係が、素晴らしいコントラストになっています。

「サンライズ」の方は、単独だと平均点以上の恋愛もの、ぐらいの印象だったけど、「サンセット」見た後でそのよさが遡及的に実感できて、もっと好きになった。
「サンライズ」のイーサン・ホークは個人的にしっくりこないが、「サンセット」で多少格好よくなってる。ジュリー・デルピーは文句なしにいい。それにしても、日本映画だとああいう長い言い回しを自然に役者に言わせるっていうのは難しいだろうな。

posted by onion_slice at 17:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 恋愛
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