2005年12月29日

ランド・オブ・ザ・デッド(2005,米)

ジョージ・A・ロメロの20年振りのゾンビもの。

デニス・ホッパー見たさに観賞したものの、ホッパー演じる街の権力者カウフマンの役柄がステレオタイプで面白くなかった。ホッパーの演技も昔のようなキレが全くない。
主演のサイモン・ベイカーも存在感薄くて話にならん。ヒロインのスラック役にはホラー映画の重鎮ダリオ・アルジェントの娘エーシア・アルジェントで、「スタンダール・シンドローム」以来久しぶりに見たけど、これまたぱっとしない役だ。

図式的にはダニー・ボイルの「28日後」と似てる。ゾンビを一掃し荒廃した世の中で権力を握ろうとするクレイジーな人たちがでてきて、それに対してアンチな考えを抱く草の根ゲリラ的な主人公たちがいて、ゾンビとの三つどもえ合戦になっていく。まあ、昔みたいにゾンビが襲うだけだとみんな怖がらないだろうから、極限状況下の人間の狂気みたいなテーマにもっていって新しい路線を切り開こうとする努力は分かる。だけど話が図式的すぎて結局マンネリな形で収束しちゃってる。

しかしゾンビに食われるシーンなんかはさすがロメロ、とうならせる昔ながらの悪趣味さにあふれていて、期待を裏切らない。とはいえ、やはりこの手のジャンルは慣れてしまったのか、見ててもまったく怖いと思えない。というか、元々ゾンビ映画ってジャンルはホラーよりもコメディっぽいからいいんだけど。

posted by onion_slice at 20:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | サスペンス・ホラー
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