2006年07月01日

シン・シティ(2005,米)

劇場公開時行きそびれたが、ようやく見た。

さすがロバート・ロドリゲス。これだけサイコな感覚がフルスロットルな映画は久々に見た。

3人の主人公(ブルース・ウィリス、クライブ・オーウェン、ミッキー・ローク)を軸にした復讐劇をそれぞれ微妙に交錯させながら見せるオムニバス形式は「パルプ・フィクション」を踏襲しながらも、それ以上のストーリーテリングの巧さによってS級フィルムノワールに仕上がっている。「パルプ」ファンのノスタルジーを呼び起こすだけでなく、「キルビル」ファンのハートもつかむのが、ここまでするかというぐらい猟奇的な殺戮シーンの連続だ。特にイライジャ・ウッドvsミッキー・ローク、殺人兵器ミホ(デヴォン青木)vsベニチオ・デル・トロとの戦闘シーンは、「キルビル」のサーマンvsダリル・ハンナ戦にも匹敵する鬼畜ぶりで、あまりのサイコさ加減に寒気がする。

ビジュアル的な斬新さは、共同監督でもあるフランク・ミラーの"グラフィック・ノベル"の原作が寄与していて、異様なイメージと質感にみちたアンダーワールドの描写は素晴らしい(まあ、モノクロの中で赤色だけ際立たせたりとかは「ランブルフィッシュ」とかから使われて、最近じゃテレビCMとかでも乱用されまくりだから新しくないけど)。

続編も製作中ということで、これがロドリゲスの次なる「デスペラード」シリーズになることを望む。

posted by onion_slice at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(2) | クライム
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