2007年08月14日

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

押井ってあんまり興味なかったけど、BSの特集で「うる星やつら」以外にも見たくなり代表作を借りてみた。

オープニングの状況が分かりづらくてそれ以降話を追うのに苦労した。2回は見ないとプロットを完全に理解できない。
ただ、世界観自体はウィリアム・ギブソンのサイバーパンクそのままなので、この手のSFが好きなら電脳を中心とする概念に慣れるのは難しくない。

プログラムが自立した意思をもつというテーマは「2001年宇宙の旅」までさかのぼる太古からのSFネタなので目新しさはない。
ただ、生命体に憧れるプログラムと、肉体をサイボーグ化し、記憶以外に生の証をつかめない女警官との交感には、今思考している自分は本当に存在するのか、自分の存在を存在たらしめてるのは何なのか、みたいな哲学的深淵にふっと触れさせてくれるシリアスさがある。

原作がマンガ1巻分で、上映時間も1時間20分程度とかなり短めなので「AKIRA」みたいな壮大なSF大作にはなってないけど、小品ながらSFとしてのツボを押さえている。でも、やっぱり(全盛期の)大友の方が好きだ。


posted by onion_slice at 21:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/51406518

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。